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【#20】子どもを支援するということ

皆さん、お久しぶりです。
今回は子どもを支援することについて。

目次

子どもを支援すること

さて、今回のテーマは子どもを支援すること。
様々な子どもたちがいるなと思いながら、同時に自分の対応を引き出しの少なさに、まだまだ努力不足だと痛感させられます。

栗原類さんのカミングアウトをきっかけに発達障害という言葉が、世間でも言われるようになりました。

https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%83%95%E3%81%8C-%E8%BC%9D%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%92-%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1-%E6%A0%97%E5%8E%9F-%E9%A1%9E/dp/4046017775

しかし、発達障害のイメージはまだまだマイナスのイメージが強く、「人よりもできない。」「凸凹がとてもある」といったことがよく言われます。

この僕も診断は受けていませんが、

https://note.com/okachin_hu/n/n55d41841fe4d

幼少期の行動からもわかるように、僕はかなり変人です。
普通、小学校高学年にもなって、ビルから飛び降りたらどうなるかって思って本当に飛び降りたり、人とすぐけんかになったり、ぶつかるなんていうことはないわけです。

主な発達障害の種類として、世間一般に言われているのは、ADHD(正式にはAD/HD)、ASD(自閉症スペクトラム)、LD(学習障害)を3種類です。

https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/

おそらくわかりやすいのはこちらのサイトかなと思って、LITALICOさんを紹介しておきます。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/004/008/001.htm

文部科学省のは少し古いので、高機能自閉症とか自閉症とか様々な種類に分けられています。ちなみにASD(自閉症スペクトラム)は、アスペルガーとか様々な種類がありましたが、近年、研究等が進み、1つにまとめられています。

発達障害に関する詳しい説明は今回なしで、子どもの支援という点から、お話させていただこうかなって思います。

認知行動療法について

https://snabi.jp/article/39

学び手はいつも正しい

過去の結果ではなく、行動した結果に着目し、それを改善しようとするのが認知行動療法のベースです。

例えば、カップルで彼氏にものをねだる彼女っていますよね?
「この服、買ってほしいな」とも言わずに、ただ彼氏の目の前で、なんとなくモジモジしている彼女。
それで「しょうがないなー」って言って、買ってあげる彼氏。

彼氏が変わっても、おそらく彼女は同じことを繰り返すでしょう。

一見、彼女の性格がぶりっこなんじゃないかとか、彼女側になんらかの問題があるのではないかと思うのが、一般的です。

しかし、認知行動療法では、行動にはなんらかの影響があって、その結果が本人にメリットがあるからその行動を続けると考えます。

つまり、彼氏がある行動をしたことで彼女のおねだりが強化されたと考えます。
まずは彼氏は結局何をしましたか?

そうです。服を買ってあげたんです。彼女にとっては報酬なわけです。
どんな行動をとって?そうです!彼女はモジモジしただけです。

簡単に言うと、彼女にとって、モジモジすれば服が買ってもらえる(報酬がある)と考えるわけです。その行動を強化したのは?

彼氏なんです。

確かに彼氏さんは優しいのですが、認知行動療法的にいうと、彼女のその行動を強化した原因と考えるわけです。

その他にも、よくあることとして、お菓子売り場の子どもと母親です。

子「買って買って~~!」(店内で泣き出す)
母親「今日は買わないわよ。」
子「。・゚・(ノД`)・゚・。 買って買って~」
母親「しょうがないわね。今日だけよ。」

よくありません?
これも認知行動療法に当てはめると、母親の対応(行動)を変えることで、子どもが素直に聞いてくれる(適切な行動)ようになります。

さて、整理です。

子どもにとって報酬は?→お菓子
報酬を得るためにとった行動は?→泣く

簡単にいうと、子どもはお菓子(報酬)を得るために泣くこと(行動)をしたのです。そして母親は、その行動を強化したのです。

じゃあ、どうすればいいの?

買い与えないのです。

さらにひどくなったら?

絶対買いません(笑)

子どもはその行動をすることで、報酬(お菓子)がもらえると思っています。そこで買い与えるということは、その行動を学習させることになります。

なので、その子どもが良い行動(例えば、お買い物中お母さんのお手伝いをする)ように促します。そして、良い行動をしたときだけお菓子(報酬)を与えるのです。

これはどんな場面でも使えると思います。

https://www.pbis.org/

海外では、良い行動を促すために教育の中でも取り入れられています。

大人は子どもが悪いことをすると、叱るや指導をします。
でも、子どもが良い行動(適切な行動)を知らなかったら?

その行動を教えてあげるのです。
そしてできたら、すかさず褒める(報酬を与える)。

そうすることで、子どもの支援につながるのではないかなって思います。

子どもが繰り返す行動に対して、まずはそれによって本人がどんなメリット(報酬)があるのか考えるところから始めると、いいのかもしれません。

【追記】
最近、いろんなことを経験して、良い行動なんだろうって思っています。

誰にとっての良い行動なんでしょう?

親、教師、はたまた社会?
子ども達にする教育だからこそ、教えやすいのが半分、教える人の力量や価値観が反映されやすいなって思い、気をつけていかないといけないと感じた今日この頃。

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この記事を書いた人

おかちんのアバター おかちん メディアカウンセラー

#社会教育士 #メディアカウンセラー
SNSやネット、ゲームなどの利用で悩んでいる子どもや保護者のカウンセリング、出前講座・学校などで授業しています!| #ライ組6期生 #SIA認定ネットセーフティ・インストラクター

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