「翻訳の仕事は、得意の掛け合わせ！」(ゲスト：藤野ことさん)【LTL#19】

「語学の勉強しているんだけど、将来どういう仕事を選んだらいいんだろう？」
「コロナ禍で、なんで語学の勉強しているのか、わからなくなっちゃった…」

そこで今回は、整理収納アドバイザー・片付けコラムニストなどたくさんの肩書きをもつ藤野ことさんに、翻訳家のことについて聞きまくる特集しました！

★本日のゲスト、藤野ことさん。
整理収納アドバイザー・片付けコラムニスト。
ライター、翻訳家、整理収納アドバイザーなど、様々な分野で活動中。
お問い合わせはこちらから→【こと流エクリチュール】

藤野ことさんシリーズ。今回で第2弾となります！
第1弾の様子はこちらの記事をどうぞ！

フルバージョンで余すことなく、藤野ことさんの翻訳家としてのすべてを知りたい方は、ぜひYouTubeをチェックしてください！

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仕事の掛け合わせを考えた結果…翻訳の道へ！

翻訳という仕事のきっかけとなったのは、大学でフランス文学について学んでいたことでした。
元々英語も好きだったそうで、「語学ができる大学に入りたい」と思って受験し、合格したのがフランス文学が学べる大学でした。

とはいっても、フランス語については初心者。
最初はチンプンカンプン。

転機になったのは大学3年生の時に、フランスでパリに次ぐ2番目の観光都市でもあるニースで、1カ月半ほど語学留学に行ったんだそう。
その時、フランスの雰囲気が好きになってしまったんだとか。

ニース（Nice）は、フランスの南東部に位置する都市で、アルプ＝マリティーム県の県庁所在地である。
地中海・コート・ダジュールに面する、世界的に有名な保養地・観光都市である。
歴史的にイタリア文化圏に属した時代が長かったため、言語・文化の面ではフランスよりイタリアに近い特徴がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

藤野ことさんは当時を振り返り、「バブルの時だったので、チャラい大学生だった。でも、もうちょっと将来について考えよう。せっかくフランス語を学んでいるんだし、フランス語を使った仕事をしよう」と思ったんだそうです。

当時から仕事の掛け合わせは考えていたとのことで、「結婚して、子どもが生まれても、何か家でできる仕事ってあるんじゃないかな？」と考え続けた結果、翻訳家の道が少し見えてきたそうです！

そこからさらに大学の講義を真面目に受け、卒業後2年間フランスに留学。
1年は語学学校で、もう1年はフランスの映画学科に聴講生として講義を受け、映画の勉強もしたとのこと。

「日本に帰国してからも、字幕の勉強をしたけど合わなかった。合わないというよりも、とても狭き門だったので、翻訳の仕事ならどうなんだろう？」と思い、今まで築いてきたネットワークを駆使し、ビジネス翻訳と呼ばれる新聞の記事や雑誌などの翻訳をされていたんだそうです。

・リーディング：海外の洋書で、日本で出版するかどうか考えるときの材料として翻訳した文章が必要だった。
・最終的に翻訳して出版するかは会社の判断だったが、翻訳＋売れるかどうかのコメントを書くことが重要。
・共訳して出版することもあったんだそう！

翻訳の面白さは、自分の言葉が届けられる！

「翻訳家、求められるのは語学力だけではない。」と語る藤野ことさん。

では、翻訳家の面白さとはいったいなんなのでしょうか？

著者というキャラクターに合わせて、翻訳する文章を変えていく。
直訳すると、著者の意図とは全然違う可能性もあるので、リサーチなど大変なんですけど、自分の言葉・文章がいろんな人に読んでもらえる満足感？嬉しさみたいなものがあります。
今回翻訳した本もそうで、いろいろ感想をいただける。
「すごいよかった！」「この本、すごく参考になった」など、そういった声がとても励みになります。

藤野ことさんコメント

言葉と写真で感じてみよう！フランスの暮らしとスタイル。

最後に、今回藤野ことさんが翻訳を担当された「feel FRANCE100　言葉と写真で感じるフランスの暮らしとスタイル」の紹介です！

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また、整理収納に関するオンラインでの活動も考えているとのことで、ぜひ定期的にチェックしていただければと思います！

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