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「全国大学ビブリオバトル」挑戦記:本とアイデアが結んだ感動の瞬間

「本を紹介するだけでなく、読み手の心を動かすプレゼンテーションに挑む」

──これがビブリオバトルの醍醐味です。

2016年、私は全国大学ビブリオバトルの中国Cブロック地区決戦に挑み、予選を勝ち抜いてきました。

その道中では、同じ本を紹介する「本被り」の逆境や、観客の心に響く発表を模索したエピソードが詰まっています。

この記事では、ビブリオバトルの魅力、そして私が挑戦を通じて得た学びをたっぷりお届けします。

読書や教育に興味がある方、ぜひお付き合いください!

目次

ビブリオバトルとは?初心者にも分かるルールと魅力

ビブリオバトルとは、2007年に京都大学で始まった「知的書評合戦」とも呼ばれるプレゼンテーションイベントです。

参加者は自分の好きな本を5分間で紹介し、その後ディスカッションを通じて観客が「一番読みたくなった本」に投票します。

このイベントは、単に本を紹介するだけでなく、プレゼンテーション能力や観客との対話力も試される知的なエンターテインメントです。

おかちん

実は昔、本は苦手だったんです。
文字見るとすぐ眠たくなっちゃって。笑

第9回知的書評合戦:広島経済大学での挑戦エピソード

2016年11月3日に広島経済大学で開催された「第9回知的書評合戦ビブリオバトル」に参加しました。

この大会は、「全国大学ビブリオバトル2016~京都決戦~」に続く道の第一歩です。

私が選んだ本は、哲学と観光ガイドを融合させた意欲作。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

○原田まりる
作家・哲学ナビゲーター
1985年生まれ。京都府出身。高校時代より哲学書からさまざまな学びを得る。
第五回京都本大賞受賞「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」
(ダイヤモンド社)「まいにち哲学」(ポプラ社)

著者に直接コンタクトを取ったエピソードも交え、熱く語りました。

★ 観客の感想
• 「キッチンタイマーと死が秀逸!”チーン”で、はい終了もいいなあ。」

• 「読んでいないのにストーリー性あって面白い!」

• 「もしドラに似た感じで読みやすそう!」

• 「哲学書なのに気軽に読めそうで興味が湧いた。」

こうした反応が、自分のプレゼンの方向性を再確認させてくれる貴重な経験となりました。

おかちん

大学生だからこそできた挑戦かもしれません。

全国大会への道:「京都決戦」中国Cブロック地区予選を振り返る

広島での予選を勝ち抜き、次の舞台は「全国大学ビブリオバトル2016~京都決戦~」の地区予選、中国Cブロック大会。

しかしここで、予期せぬ「本被り」という事態が発生。

同じ本を紹介する発表者がいることが判明し、しかも発表順は私が最後。

逆境の中での挑戦が始まりました。

おかちん

本のタイトルは長いから、みんな覚えているし
すでに紹介されているし…
えーって思いました。笑

逆境を乗り越えたプレゼン:本被りから学んだ差別化の技術

★ 感想に見る成功のカギ

• 「まさかの本被りの中、また違った本の面白さを教えていただきました。」

• 「ストーリー説明や観光地図、哲学書という本の魅力が伝わりました。」

• 「本被りでもアドリブで対応し、発表がとてもわかりやすかった!」

本被りの逆境を逆手に取り、「違う視点での楽しみ方」を強調しました。

その結果、多くの方から「全く別の本に感じた」との声をいただけたことは、自信につながりました。

おかちん

内容じゃ負けると思ったので、本をいろんな角度で楽しむことを優先しました!

伝える力を磨く!ビブリオバトルから得た成長のヒント

ビブリオバトルを通じて学んだのは、「共感」「対話」「即興力」の重要性です。

これらは、教育や講座の現場でも必要とされるスキルです。

そんな経験を活かし、講座依頼や教育コンサルでは、参加者に寄り添った学びの場を提供しています。

読書とプレゼンの融合:挑戦を次に生かすために

今回の挑戦を通じて得たスキルや気づきを、次世代に伝える活動へと広げていきたいと考えています。

もし、講座や教育に関するご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

▼関連リンク

全国大学ビブリオバトル公式ページ

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