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「学校に行けただけでもすごいこと。だから自信を持って。」(ゲスト:あざらしコさん)【LTL#15】

「ヤングケアラーという言葉を知っていますか?」
もしかしたら2021年の流行語としても取り上げられたので、「言葉だけは知っているよ!」っていう方もいらっしゃるかもしれません。

ヤングケアラーとは?
法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。
<引用:厚生労働省HP

おかちん

僕も言葉や意味は知っていますが、実情ってよくわからないですよね…

今回のLink to Life~生命をつなぐ想い~では、フリーランスのあざらしコさんとトークをしていきます!
元ヤングケアラーということで、当事者だから伝えられるお話をしていただきました!

あざらしコさんのnoteはこちら!
あざらしコさんのTwitterはこちら!

Link to Life~生命をつなぐ想い~【#15】_20211011放送分

記事は3分くらいで読めるようにまとめておりますが、ぜひYouTubeを視聴していただけると嬉しいです!

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目次

あざらしコさんってどんな人?

あざらしコさんは、現在フリーランスとしてライターやSNS運用・投稿、シッターなどされています。

おかちん

今日はよろしくお願いいたします!

あざらしコさん

よろしくお願いいたします!

フリーランス自体は、2021年4月から始められたとのこと。
また、同時4歳の男の子を育てているママさんでもあります。

おかちん

お子さんが4歳とのことで、とっても元気でやんちゃなお年頃ですね!

あざらしコさん

クレヨンしんちゃんみたいに、幅広い世代の女性に声をかけていますね(笑)

おかちん

かわいいな(笑)

あざらしコさんの人生について振り返っていきます。

今、学校に行けているだけでもすごいこと・エライこと!

フリーランスになる前は、保育士をされていたとのこと。

おかちん

保育士になろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

あざらしコさん

今後役に立つかなって思い、家にピアノもあり、ヤングケアラーってことで夜間で通える専門学校を探していて、保育士の資格を取ろうと思いました!

あざらしコさんがヤングケアラーだと気づいたきっかけ

続いては今回の本題である「ヤングケアラー」について、赤裸々に語っていただきました。

ヤングケアラーとは?
法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。
<引用:厚生労働省HP

おかちん

いつごろからヤングケアラーとして介護をされていたのでしょうか?

あざらしコさん

私が12歳の時に、母親が乳がんになりまして、そこから数年間、家事や介護をしていました。

あざらしコさん自身が、ヤングケアラーだと気づいたのは、先程出てきた保育士の資格をとるため、専門学校に行った際、授業の中で取り扱われたことがきっかけだったそうです。

そこから自分で「介護 親 子ども」とネットで調べて、その当時はなかなか言葉が見つからなかった…。
しかし、色々調べているうちに「ヤングケアラー」という言葉にいきついたそうです。

あざらしコさん

私はヤングケアラーなんだと気づいたのは、21歳の時でした。

あざらしコさんの介護に関するエピソード

小学校6年生(12歳)の時には、まだあざらしコさんのお母様も一人で動けたり、買い物などできていたそうです。

しかし、癌が悪化していき、骨などに転移してくると、1人歩けなくなってきて、その頃から買い物や身の回りのことはあざらしコさんご自身でやってきたとのこと。
また、癌治療のため抗がん剤を使うようになると、一日中ベッドで寝たきりの状態になってしまい、料理や洗濯、掃除など、家のほとんどの家事をしたとのことでした。

あざらしコさん

お弁当なんかも自分で作っていました。

そして、あざらしコさんが高校卒業後、お母様が車いすでの生活になりました。
あざらしコさんが18~21歳の約3年間は、オムツを替えたり、通院のお手伝いなど介護も本格的にするようになったとのことでした。

おかちん

本当に大変だったんですね…

あざらしコさんは続けて、「20歳以上になると、介護認定の契約や手続きがスムーズにできるようになるが、当時未成年だったため、できる手続きや方法が少なく大変だった」と話します。

あざらしコさん

できることは限られるし、助けたいけど、助けられない。
自分がやりたいことなんて考えられない

他にもこのことを同級生や友達にも話せず、自分や他人に嘘をつきながら生活していたのが苦しかったと話してくれました。

あざらしコさん

こういう状態になると、本当に苦しい。
勉強なんか手につかなかった。
毎日介護や家事して、学校行けているだけでもすごいのに。

そして、現在同じような状況になっている人たちにむけて、メッセージもいただきました。

あざらしコさん

中学校・高校など行っただけでもエライ!

おかちん

本当にそうですね!
子どもがやりたくないなど、その背景には複雑な事情が絡んでいることを周りの大人や先生など、ぜひ知っていただければと思います!

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この記事を書いた人

おかちんのアバター おかちん メディアカウンセラー

#社会教育士 #メディアカウンセラー
SNSやネット、ゲームなどの利用で悩んでいる子どもや保護者のカウンセリング、出前講座・学校などで授業しています!| #ライ組6期生 #SIA認定ネットセーフティ・インストラクター

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