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第35回 広島県私立中学高等学校教育後援会 教育フォーラム 登壇レポート|「保護者のための学び×子どもたちにおけるスマホやタブレットの上手な使い方」について講演しました(令和7年7月)

2025年7月16日、広島ガーデンパレスにて開催された「第35回 広島県私立中学高等学校教育後援会 教育フォーラム」にて、保護者・教育関係者の皆さまへ向けて講演を行いました。

本フォーラムのテーマは「心豊かでたくましい青少年の育成と家庭教育の充実」

私は、子どもたちのスマホやタブレットとの上手な付き合い方を軸に、SNS時代の子どもたちに必要な“心”と“保護者の関わり・学び”について、実体験と理論の両面からお話しさせていただきました。当日の様子を、写真と共にお届けします。

おかちん

とても緊張しました…。

目次

400人の前で話すことになった30歳独身男、何を伝えられる?|講演までの舞台裏

photo by 中野瑛登さん

こんにちは。社会教育士・メディアカウンセラーの岡野耕兵です。

このホームページを更新するのが久しぶりすぎて、ログインからちょっと迷ってしまいました(笑)

今回の講演はいつもと規模が違います。

「持ち時間90分」「参加者400名」と聞いたときは、

おかちん

えっ、40人の間違いじゃないの?

と本気で思いました。

しかもお相手は、私立中高にお子さんを通わせている保護者の方々。

30歳・独身・子育て経験なしの私に、何が伝えられるのか?と最初はかなり悩みました。

テーマも「保護者のための学び×子どもたちにおけるスマホやタブレットの上手な使い方」。

実は直前のご講話とほぼ被ってしまい、「もう話すことないじゃん…」という状態に…

だからこそ私は、自分にしか語れない“実体験ベース”で構成し直しました。

インスタライブで何度も練習し、150枚以上のスライドを準備して本番に臨みました。

photo by 中野瑛登さん

想像の5倍でかい会場に、仲間の存在が沁みた日

会場は、広島ガーデンパレス2階「鳳凰」。

入口には立派な看板が立ち、思わず背筋が伸びました。

参加されていたのは、広島県内の私立中学・高校から選ばれた保護者や先生方約400名。

会場はぎっしり埋まり、ひとりひとりの表情から真剣な想いが伝わってきました。

今回は、信頼する仲間たちにもサポートしていただきました。

📷 撮影:中野瑛登さん(合同会社アルステクト/miobyDoTSコミュニティマネージャー)
Instagram

🎤 会場サポート:井上遊星さん(株式会社スターベルズ 代表取締役)
Instagram

中野さんには写真・動画の記録を、井上さんにはマイク渡しや会場全体のフォローをお願いし、安心して講演に集中することができました。

SNS時代に“心”を育てるには?|体験×理論で伝えた90分の核心

photo by 中野瑛登さん

今回の講演では、スマホ・タブレットとの付き合い方を切り口に、

MLA(マルチレベルアプローチ)やPBIS(ポジティブ行動支援)といった理論を交えながら、私自身の体験を交えてお話ししました。

・SNSでの誹謗中傷
・災害報道現場での葛藤
・プライバシーの侵害やトラウマ体験

こうした「リアルな苦い経験」から、いま伝えたいことを言語化していくプロセスは、私自身にとっても大きな意味がありました。

結果として、自己紹介だけで30分を費やすという異例の展開に(笑)

それでも講演後には、

「理論がすごくわかりやすかった」

「すぐ家で話してみようと思えた」

という声を保護者の方々から直接いただきました。

おかちん

本当に嬉しい限りです!

写真で気づいた「話し方のクセ」|伝わるって、表情と角度から始まるかも

講演後、いただいた写真を見返していると、ある発見がありました。

右から撮られると柔らかく優しそうに見える
・左からだと真剣で鋭く見える

おかちん

本当かな・・・見てみましょう!

photo by 中野瑛登さん
photo by 中野瑛登さん
おかちん

確かにね・・・

実は、普段の相談支援でも「どこに座るか」「どの角度から話すか」は意識しています。

こうした“無意識のふるまい”が相手との関係性に与える影響を、メタ認知として言語化できた気がしました。

伝えるって、声や言葉だけじゃない。

「その人の見え方」までも含めて、コミュニケーションなんだと改めて思わされた瞬間でした。

まさか涙が出そうになるなんて|“自分と向き合う”をテーマに話した理由

photo by 中野瑛登さん

今回、私の中にもう一つのテーマがありました。それが

おかちん

自分自身と向き合うこと

SNSでの誹謗中傷、災害報道の現場でのつらい経験、知らない人からの付きまとい…。

普段はあまり表に出さないこれらの体験を、初めて公の場で丁寧に語りました。

途中、感情が込み上げて涙が出そうになる場面もありました。

でも、だからこそ伝わったものがあった気がします。

「子どもの気持ちにどう寄り添えばいいのか」と悩む保護者の方々にとって、私自身の“揺れ”や“痛み”を言葉にすることが、理論よりも強い説得力を持つと信じて。

「これから誰に、どう届けるか」|話したその先に描きたい未来

photo by 中野瑛登さん

自分の体験をあけすけに話すのは、正直、少し恥ずかしさもありました。

でも講演が終わったあと、保護者の方の表情がふっと緩んだのを見て、「やっぱり伝えてよかったな」と心から思いました。

これからは、こうした機会をもっと増やしていきたい。

保護者会、教員研修、地域の学習会など、場面に応じて形を変えながら、誰かの「明日の行動」が少し変わるきっかけになれたら本望です。

もし講演当日に写真を撮ってくださった方がいれば、ぜひSNSなどでご感想と共に発信していただけると嬉しいです。

私にもぜひお知らせくださいね。

保護者会・教員研修など、講演のご相談はこちらから

教育現場や保護者向けに、以下のようなテーマでの講演・研修を承っています。

・スマホ・SNSとの付き合い方
・保護者と学校をつなぐコミュニケーション
・MLAやPBISに基づく支援的関わりの考え方
・教員研修・企業研修 など

(今までの講演内容一部紹介)
スマホ・ケータイ出前講座
ラジオ番組制作体験親子講座
SNS・ネット教育相談
コミュニティFM放送局の可能性に関する講演
防災研究会との意見交換会における講演

内容は、対象やご要望に合わせてアレンジ可能です。

ご感想・シェアも大歓迎です!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

岡野耕兵(社会教育士・メディアカウンセラー)

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